2016年12月の建設資材価格

今日は冬至です。

冬至は北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなる日です。

太陽の位置が1年で最も高くなる夏至と日照時間を比べると、

北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があるそうです。

よく建築の計画でも、夏至と冬至の太陽高度を考慮にいれて計画をするので、

今日は建築に携わる者にとっても重要な日でもあります。

 

 

12月の建設資材価格動向についてご紹介です。

今月値上がりしたものは、下記の6項目

異形棒鋼:52,000円/t(先月比+3,000円、6.1%上昇)

H形鋼:68,000円/t(先月比+2,000円、3.0%上昇)

コンクリート用型枠合板:1,150円/枚(先月比+10円、0.9%上昇)

600Vビニル絶縁電線:20.4円/m(先月比+1.3円、6.8%上昇)

軽油:80円/L(先月比+1円、1.3%上昇)

鉄スクラップ:16,500円/t(先月比+4,000円、32%上昇)

 

値下がりしたものはなし

値上がり6項目、値下がり項目は無しです。

 

今月は値上がりが目立ちました。

円安、原油高、鉄スクラップの上昇により鉄鋼関係の上昇などが主因です。

建築需要は、総じて盛り上がりに欠けているとのことですが、建築だけでない

外部要因にも影響を受けているようです。

特にスチール系は、建築に限らず、車両用なども値上げに踏み切っているようなので

しばらく上昇基調が続きそうです。

鉄骨や、鉄筋の価格などに注視する必要がありそうです。

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらを参照ください

荻原雅史建築設計事務所
〒164−0012 東京都中野区本町6-44-3-101(東京オフィス)
〒389-0404 長野県東御市大日向368-1(長野オフィス)
電話:03−6454-1427
info@masashiogihara.com