2月も早後半です。ようやく少しずつ春を感じるようになり、

休みの日など少し出かけたくなる気分になります。

 

2月の建設資材価格動向についてご紹介です。

今月値上がりしたものは、下記の5項目

異形棒鋼:54,000円/t(先月比+1,000円、1.9%上昇)

H形鋼:72,000円/t(先月比+2,000円、2.9%上昇)

中厚板:74,000円/t(先月比+2,000円、2.8%上昇)

コンクリート用型枠合板:1,190円/枚(先月比+20円、1.7%上昇)

軽油:86円/L(先月比+1円、1.2%上昇)

 

値下がりしたものは、下記の2項目

硬質ポリ塩化ビニル管:3,160円/本(先月比-250円、7.3%下落)

鉄スクラップ:18,000円/t(先月比-1,000円、5.3%下落)

 

値上がり5項目、値下がり項目は2項目です。

 

ここ数カ月同様、鉄鋼系の値上がりが目立ちます。目先は緩やかに値上がり基調との

ことですが、なかなか値上げが卸の思惑通り浸透していないという新聞記事もありました。

 

現場での職人不足、若手不足対策として、大手ゼネコンでは、能力や役割に応じた

褒賞制度を整備しているそうです。

中小の工務店までは浸透するのは時間がかかるかもしれませせんが、

どんどん建築業界に若手が入ってほしいと思います。

かくいう設計事務所数も微減ですが2000年初頭をピークに減ってきているようです。

業務報酬や労働環境など設計業界でも見直すべきところは見直し、

多くの人が魅力を持てるようにあって欲しいと思います。

 

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらを参照ください

荻原雅史建築設計事務所
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