連休中、仕事の合間をぬって久々に山陰に行ってみました。
ちょうど独立する前に行って以来なので約10年振りの訪問です。
勿論山陰といったら、高松先生の建築巡り。今回もいくつか訪問させていただきました。
言わずと知れた、植田正冶写真美術館。2度目の訪問でしたが、外壁などメンテナンスされ、きれいな状態が保たれていました。
一日ここでぼうっと過ごしてもお腹一杯になりません。
前回行った時は見過ごしていましたが、アプローチの洗い出し風ペイブがとてもよい感じでした。
植田正冶先生と言えば、鳥取砂丘。おかしな天気で一時雹(ヒョウ)が降りました。
米子も通ったので、駅前のオブジェも初めてみてきました。
その他、今話題の境港も訪問。水木しげる先生の作品を街づくりに活用し、大変なひとのにぎわいでとても成功している印象でした。
公共の建築は、つかわれはじめてからどれだけその持続性を保てるかがとても重要だとこの頃感じます。
それは建築の問題だけでなく、管理側の工夫やソフトの問題でも大きくかわってくるような気がしており、
そのあたりのことが、補助金や予算の関係で、時間を区切られて見切り発車で計画がすすんでしまうといわゆる「箱モノ」になってしまうのかなと。
そんな状況の中、今回訪れた色々な建築が、美しい状態を保たれうまく活用されている様子を見るととても参考になり、嬉しくもなりました。
荻原雅史建築設計事務所
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