2020年1月の建設資材の価格です。
今月値上がりしたもの、下記の１項目
カラー亜鉛鉄板：1,212円/枚（先月比＋52円、4.4％上昇）
今月値下がりしたもの、下記の５項目
H形鋼：80,000円/t（先月比-2,000円、2.4％下落）
中厚板：82,000円/t（先月比-1,000円、1.2％下落）
600V ビニル 絶縁電線：21.8円/ｍ（先月比-0.7円、3.1％下落）
軽油：98.0円/l（先月比-2円、2.0％下落）
鉄スクラップ：14,500円/l（先月比-2,000円、12.1％下落）
今月は先月までの緩やかな上昇傾向一転下落項目が５項目と下落が目立ちました。
１月の資材価格なのでコロナの影響というより、オリンピック需要等の落ち着きによる下落が大きそうです。
加えて、ここ数週間で急激に社会的な影響になってきたコロナウィルスの影響で
来月以降も下落基調は続きそうです。
住設機器の輸入遅れ、公共工事の一時ストップ、建築イベントや集まりの中止など
建築業界でも少なからず影響がでている状況です。
テレワークの実施、子どもの休校時の居場所などの出来事が日常の思わぬ脆弱性を露見させ
これからの建築の在り方を大きく変えるきっかけになりそうです。
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください
荻原雅史建築設計事務所
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