10月も早後半、ここ数日は天気も良く
まさに秋のよい季節を堪能する時期に感じます。
文化祭等のポスターやちらしもあちらこちらで見かけます。
 
 

10月の建設資材価格動向についてご紹介です。
 
今月値上がりしたものは、下記の1項目

ストレートアスファルト:63,000円/t(先月比+3,000円、5.0%上昇)

 
 
値下がりしたものは、下記の2項目

コンクリート型枠用合板:1,140円/枚(先月比-30円、2.5%下落)
鉄スクラップ:11,500円/t(先月比-1,000円、8.0%下落)

 
 
値上がり1項目、値下がり2項目です。、
コンクリート型枠合板は12ヶ月連続の下落です。
ちなみに2015年11月の合板の値段は1,410円/枚だったので
1年間で19%の下落です。

 
 
先日の日経の記事では、都内のコンクリート需要が落ちているそうです。
豊洲の特需が落ち着き、マンション等の建設も盛り上がりに欠ける状態、
ゼネコン各社は工事案件の選定を慎重にしており、コンクリート造から鉄骨造に
変更する案件も多いとのことです。
合板の値下がりにはそういった1面もありそうです。

 
 
一方、国立競技場に使われる木材を日本各地の産地が今売り込みに懸命になっているとの
ニュースもありました。
受注増もさることながら、国の代表的な建築に採用されるということは
ブランディングとしてとても大きいようです。

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらを参照ください

 

荻原雅史建築設計事務所
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