師走です。12月になると、どうしても年末、お正月の日程をみながらのスケジュール進行になります。

打ち合わせなど提案する側としては、なんとか年内にご提示したい。現場の工事はいつまでおこなうのかなど気にかかります。

 

今月値上がりしたものは、下記の7項目

異形棒鋼:62,000円/t(先月比+1,000円、1.6%上昇)

H形鋼:77,000円/t(先月比+2,000円、2.7%上昇)

中厚板:79,000円/t(先月比+2,000円、2.6%上昇)

レディーミクストコンクリート:13,200円/枚(先月比+200円、1.5%上昇)

コンクリート型枠用合板:1,290円/枚(先月比+20円、1.6%上昇)

硬質ポリ塩化ビニル管:3,300円/本(先月比+170円、5.3%上昇)

軽油:90.0円/l(先月比+2.0円、2.3%上昇)

 

値下がりしたものはなし

 

値上がり項目7項目、値下がり項目はなしです。

今月も先月に引き続き値上がりが目立ちました。

 

オリンピック関連施設や再開発案件の需要が引き続き好調、鉄鋼関連は中国の生産減、

木材の供給地材不足などRC、鉄骨、木すべての構造で値上げ機運です。

 

先日は、工事現場でも週休2日制の導入の機運という新聞記事がありました。

2日制にした場合、工期の延長などもあり工事費に反映する可能性があるとのことで、

不動産ディベロッパー等との駆け引きが生じているらしいです。

工事費がこれ以上あがるのは、クライアント側の立場としては厳しいところですが、

人手不足の中、業界として労働環境を整えるというのはとても大切だと感じます。

建設業界特有の価格や卸ルートの複雑さがもう少し明快になれば、両者両立できるような気もするのですが。

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください

 

荻原雅史建築設計事務所
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