3月の建設資材価格です。

桜も満開になり、お花見のシーズン、道すがらで見られるだけで

なんだか気持ちが軽くなります。

春分も過ぎ、日が長くなってくるのを実感するようになりました。

 

今月値上がりしたものは、下記の7項目

異形棒鋼:70,000円/t(先月比+1,000円、1.4%上昇)

H形鋼:83,000円/t(先月比+1,000円、1.2%上昇)

カラー亜鉛鉄板:1,160円/枚(先月比+26円、2.2%上昇)

再生砕石:1,200円/m3(先月比+50円、4.3%上昇)

コンクリート型枠用合板:1,340円/枚(先月比+20円、1.5%上昇)

配管用炭素鋼鋼管(ガス管):4,100円/本(先月比+160円、4.0%上昇)

鉄スクラップ:28,000円/t(先月比+500円、1.8%上昇)

 

値下がりしたもの、下記の1項目

軽油:95.0円/l(先月比-2.0円、2.0%下落)

 

値上がり項目7項目、値下がり項目は1項目です。

軽油価格がひと段落したものの値上がり項目数が目立つ月になりました。。

 

目下、コンクリート等需要は旺盛で生コン出荷量は12カ月連続で前年を上回ったとのことです。

先日は、断熱材も主要各社が値上げという記事がでていました。

直近では、まだ値上がり基調ですが、後半年もすれば少し落ち着くような気が個人的にはしています。

 

先日、国交省が最新の公示地価を発表しました。

商業・工業・住宅の全用途で価格上昇、地方圏でもプラスに転じる等、

少し明るい話題でした。

背景には、金利緩和と、訪日客増加があるようです。

ニセコの価格上昇率の話を聞くと、さながらバブルのような感じもします。

地方の活性化はぜひ進めてほしいと思うと同時に、ある自治体の首長が言われた

「1年など、急に人口減などの流れを変えることは難しい、地道にできることから活動をしていくしかない」

という言葉がとても心に残っています。

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください

 

荻原雅史建築設計事務所
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