10月になり、少し肌寒くなってきました。
先日、関西に行く用事があり街中を少し歩いたのですが、先日の台風で
なぎ倒されている木がいくつも散見されました。屋根などの被害も大きかったそうです。
これからの建築は、常時の環境などへの配慮と共に、非常時の対応がいかにできているか
ということも求められるのかもしれません。
9月の建設資材価格です。
今月値上がりしたものは、下記の5項目
中厚板:83,000円/t(先月比+2,000円、2.4%上昇)
セメント:10,800円/t(先月比+300円、2.8%上昇)
レディーミクストコンクリート:13,500円/m3(先月比+300円、2.2%上昇)
コンクリート用型枠合板:1,360円/枚(先月比+10円、0.7%上昇)
鉄スクラップ:28,000円/t(先月比+2,000円、7.6%上昇)
値下がりしたものはなし
9月は値上がり5項目と値上がりが目立ちました。
生コンは協会の値上げ方針による価格の浸透が要因、
型枠は原材料の不足によるもののようです。
石油価格のも引き続き高騰し、株価や貿易関連の出来事は日々
安定感に欠く状況ですので注意が必要です。
先日は、予定していた床材が常備品だったのですが原材料不足で
入荷未定となったとのことで急きょ別の材料を探すことになりました。
日本は、特に海外から材料を取り過ぎていると言われていますが、
これからはいままで当たり前にあった材もなかなか手に入らなくなることが
普通におこるかもしれません。
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください
荻原雅史建築設計事務所
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