年の瀬もせまり今年も間もなく終わります。

師走というだけあってかこの時期いつも慌ただしく仕事などをしているような気がします。

 

11月の建設資材価格です。

今月値上がりしたものは、下記の4項目

H形鋼:87,000円/t(先月比+1,000円、1.1%上昇)

中厚板:84,000円/t(先月比+1,000円、1.2%上昇)

レディーミクストコンクリート:13,800円/m3(先月比+300円、2.2%上昇)

コンクリート用型枠合板:1,390円/枚(先月比+10円、0.7%上昇)

 

今月値下がりしたものは、下記の1項目

軽油:97.0円/l(先月比-10円、9.3

%下落)

鉄スクラップ:22,500円/t(先月比-4,500円、16.7%下落)

 

11月は値上がり4項目、値下がり2項目でした。

鉄骨関連など上昇傾向は依然として継続していますが、

世界的な景気減速の兆候などから軽油安、スクラップあまりなどから価格安といった内容もみられました。

 

先日の新聞の記事によると、これから建設業界は高齢化、人口減なども関連し100万人以上の

業界人口減になると予測されているそうです。

それにともないゼネコンなどではIOT技術の導入などもさかんに試みられていますが、中小規模の工務店、設計事務所となると

まだまだオプション的な使い方であって労働力の軽減などにまで至っていない部分もあります。

先日、ある自治体の入札登録をしましたが、電子入札登録になっていてマニュアルだけで100ページ以上…。

登録する側にとってはかえって負担になりました。

色々な技術や試みの導入ハードルは、下がってきているようにおもいますので事務所としてもいろいろと模索してみたいと思います。

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください

 

荻原雅史建築設計事務所
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