7月の建設資材価格です。
今月値上がりしたものは、下記の4項目
H型鋼: 122,000円/t(先月比+2,000円、1.6%上昇)
中厚板 :143,000円/t (先月比+3,000円、2.1%上昇)
コンクリート型枠用合板 :2,200円/枚(先月比+100円、4.7%上昇)
配管用炭素鋼鋼管(ガス管) :6,670円/本(先月比+680円、11.3%上昇)
今月値下がりしたものは、下記の5項目
異形棒鋼 :118,000円/t(先月比-2,000円、1.7%下落)
管柱 杉(KD) :115,000円/m3(先月比-4,000円、3.4%下落)
600V ビニル 絶縁電線 :31.2円/m(先月比-0.7円、2.2%下落)
軽油 :115.0円/l(先月比-3円、2.5%下落)
鉄スクラップ:31,500円/t(先月比-10,000円、24.0%下落)
今月はかなり久々に値下がり項目が目立ちました。
ここで取り上げている1次資材は、中国のロックダウンや、
ロシアのウクライナ侵攻で急騰した鉄や原油の一服感、
欧米の金融引き締めによる景気後退等から値下がりが目立っています。
一方、これら1次資材を加工する2次資材(設備品や仕上げ材等)
は秋にかけて軒並み値上げ予定など、実際の見積価格では
まだまだ値上がり、高い水準の金額になっているという実感です。
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください
荻原雅史建築設計事務所
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