9月の建設資材価格です。
今月値上がりしたものは、下記の4項目
セメント： 13,000円/t（ 先月比+1,000円、8.3％上昇 ）
レディーミクストコンクリート ：178,000円/ｍ3 （先月比+2,800円、18.6％上昇）
硬質ポリ塩化ビニル管 ：4,190円/本（先月比+260円、6.6％上昇）
鉄スクラップ：40,500円/t （先月比+1,500円、3.8％上昇）
今月値下がりしたものは、下記の4項目
異形棒鋼 ：114,000円/t（先月比-2,000円、1.7％下落）
管柱 杉（KD） ：105,000円/m3（先月比-5,000円、4.5％下落）
ストレートアスファルト ：120,000円/t（先月比-3,000円、2.4％下落）
軽油：116.0円/l（先月比-1.0円、0.8％下落）
今月は値上がり４項目、値下げ４項目と値上がり、値下がり同数でした
先月に引き続き、ここしばらく続いていた値上がり一辺倒の傾向は
納まってきたように思いますが、値下げトレンドというわけでもありません
世界的な景気後退懸念による需要減と円安による輸入品の値上がり傾向の
双方により、値上がりと値下がりが入り混じっている状況と言えそうです
世界の動向に反し、金融緩和政策を継続するいっている日本
若干の金利引き上げを実施している銀行があるものの
しばらくは低金利が続きそうです
建築費はここ数年でかなりあがっているものの
建築意欲はまだ続いているように思います
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください
荻原雅史建築設計事務所
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