2023年1月の建設資材価格です
今月値上がりしたものは、下記の2項目
600V ビニル 絶縁電線 ： 33.3円/m（先月比+0.7円、2.1％上昇）
鉄スクラップ ：43,000円/t（先月比+2,000円、4.9％上昇）
今月値下がりしたものは、下記の4項目
管柱 杉（KD） ：93,000円/ ｍ3 （先月比-5,000円、5.1％下落）
コンクリート型枠用合板 ：2,150円/枚（先月比-50円、2.3％下落）
ストレートアスファルト：100,000円/t （先月比-3,000円、2.9％下落）
軽油：115.0円/l （先月比-1.0円、0.06％下落）
今月は値上がりが2項目、値下がりが4項目と値下がり項目が
引き続き目立ちますが、値上がり項目も2項目となりました
管柱は、需要の落ち着き、ウッドショック時の在庫のだぶつき等もあり
昨夏以降やや価格が下落傾向ですが、2年前の価格と比べると
現状160％の価格となりますので、まだ高い水準にあると言えます
最近は公共事業でも入札不調、予算や建築仕様の見直しなどが
多く聞かれるようになりました
最近のように短期間で急激に金額があがってしまうと、
積算や見積もりが工事時点であまり意味をなさず
必然的に施工者はリスクを考え高めの金額での見積もりになってしまうようです
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください
荻原雅史建築設計事務所
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