2025年1月の建設資材価格です。

アメリカではまもなくトランプ氏が再び大統領に就任します。

関税の話や日本製鉄の話など、毎日感覚からすると急な展開の報道が続いています。

今月値上がりしたものは、下記の3項目

ストレートアスファルト :112,000円 /t (先月比+7,000円、6.7%上昇)

600V ビニル 絶縁電線 :41.8円 /m (先月比+2.5円、6.4%上昇)

軽油:124.0円/l(先月比+4.0円、3.3%上昇)

今月値下がりしたものは、下記の4項目

異形棒鋼:107,000円/t(先月比-1,000円、0.9%下落)

H形鋼:115,000円/t(先月比-1,000円、0.9%下落)

中厚板:136,000円/t(先月比-3,000円、2.2%下落)

鉄スクラップ:33,000円/t(先月比-1,000円、2.9%下落)

 

今月は値上がり3項目、値下がり4項目と先月に引き続きやや値動きが大きく

両者拮抗していました。

先日の国交省の統計では2024年度の住宅着工数が80万戸割れとなったようです。

一方ではとても一般の方には手の届かない価格の住宅(建築)や土地が飛びように売れ、また一方では空き家や耐震化が必要な住宅も多くあります。ストック活用の時代とはいえ、戸建の住宅をこだわってつくるというのも難しい時代に突入してきていると言えるかもしれません。

 
※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照

荻原雅史建築設計事務所
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