スタッフのたまきです。
開催中のヨコハマトリエンナーレに行ってきました。
ガラバゴスといえば孤立のイメージですが、グローバリゼーションが進む今、
海を通して世界とつながりながら独自のカルチャーが育つ場にもなり得ます。
今回のヨコハマトリエンナーレは「島と星座とガラパゴス」をサブタイトルに「接続」と「孤独」を考える芸術祭です。
まず、「孤独」というテーマで印象に残ったのは、戦争で孤島に取り残された人達の葛藤の映像が流れ、
社会的背景等が映し出されている作品が印象に残りました。
私は、東日本大震災の後のゴーストタウンを仕事で少し体験したので、その時のことを思い出しました。
震災後、3年以上たった後でも亡くなった方の所有物等を探しているボランティアの方がいたのが印象的です。
「接続」というテーマで印象に残ったのは、アートは多元性や多様性を取り入れながら私たちを思いがけず感動させ、
対話へと導くということに対してブレーンストーミングをして情報をツリー上に整理している作品です。
膨大にあふれている情報社会を表現した作品だと感じました。
「孤独」と「接続」という相反することをテーマにしていますが、
SNS等が普及している中、自分の殻にこもりがちですが、直接会って面と向かって話すということの大切さを実感しました。
荻原雅史建築設計事務所
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