今夏は北日本、東日本で例年に比べ、長雨、日照不足ですね。

これはオホーツク海高気圧が発達し、冷たく湿った風が流れ込んだことが要因のようです。

秋に収穫される農作物へ影響が懸念されます。

 

8月の建設資材価格動向についてご紹介です。

今月値上がりしたものは、下記の5項目

異形棒鋼:57,000円/t(先月比+1,000円、1.8%上昇)

コンクリート型枠用合板:1,230円/枚(先月比+30円、2.5%上昇)

600Vビニル絶縁電線:23.2円/m(先月比+0.7円、3.1%上昇)

軽油:85円/L(先月比+1円、1.2%上昇)

鉄スクラップ:18,000円/t(先月比+1,500円、9.1%上昇)

 

値下がりしたものはなし

 

値上がり項目5項目、値下がり項目はなしです。

今月は値上がりが目立ちました。

オリンピック関連施設や再開発事業案件により各材需要が高まっているそうです。

スチール関連は、スクラップ価格上昇の影響、

型枠は、産地の原木不足の影響により価格上昇となっているようです。

コンクリート型枠用合板、鉄スクラップは先月に引き続き2ヶ月連続の値上がりです。

先日プロポーザルに勝ち、熊本で仕事をしていますが、

熊本では現在でも震災の影響により人手・資材不足が続いているようです。

都内近郊のオリンピック関連需要もそうですが、

全国的な価格動向だけではなく、よりローカルに価格動向も時に注視する必要がありそうです。

 

 

※上記価格はいずれも東京での数値。一般財団法人 建設物価調査会を参照
※過去の価格動向はこちらも参照ください

 

荻原雅史建築設計事務所
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