MYOKO BASE CAMP

新潟県妙高市 / テレワーク研修交流施設 / 木造 / 2階建 / 388㎡ / 写真:中村絵

設計・監理:荻原雅史建築設計事務所

構造設計・監理:村田龍馬設計所

設備設計:建築エネルギー研究所

外構計画: 株式会社 スタジオ ゲンクマガイ

施工:信越工業株式会社(建築),株式会社雲田商会(電気),中電産業株式会社(機械)

妙高戸隠連山国立公園内、いもり池の近くに計画されたテレワーク研修交流施設です。都心に暮らしたまま、地方でビジネスを展開したい・2拠点で活動したい、地域に貢献する活動に参加したいという人々を関係人口として受け入れ、その立地を活かしここでしか出会えない自然や体験、人との出会いを通して新たなイノベーションを起こす環境を整えています。

1階は主に交流の場として、カフェコーナーを併設し、建具の可動により一体的な利用も可能になっています。2階は、企業研修やワーケーションに対応した個人ブースとシェアスペースにより構成されています。国内ではじめてのZOOM社提携施設です。

西の方角には妙高山と周囲の山々が一望でき、周囲のランドスケープと合わせ、まわりも活動の場となる計画となっています。

建築は、規格材を中心とした木材をトラス状に組み連続させることで軽やかな空間をつくりだしながら、積雪荷重2mという難条件に耐えうる計画としている。

“MYOKO BASE CAMP” is a teleworking exchange facility planned near Imori-ike Pond in Myoko Togakushi National Park. This facility is designed to accommodate people who live in the city center but want to develop business in the local area or engage in activities that contribute to the local community. It also provides an environment where new innovations can occur through encounters with nature, experiences, and people that can only be found here.